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TOKYO RESTORATION株式会社

施工ブログ

材料費高騰につき「内装費」の内訳の根拠を明かします。

2022.07.15 お知らせ 重要なお知らせ

こんにちは。

今回は原油価格高騰で毎年のように値上げされる材料費。。。

2018年、2021年、2022年とこの短期間で内装材の価格が値上がりしました。

 

リフォーム、内装業者がどのように価格設定をしているのか?

何にお金がかかるのか?

 

この辺は、所謂〝消費者〟の方はピンとこないと思いますので

タブーではありますが、弊社をモデルに単価のカラクリ、根拠を公開しようと思います。

会社の規模によっても変わりますので、あくまでも「業界の中で安い方」である

弊社の場合です。

 

ご参考にしていただけると幸いです。

 

弊社が最も関係してくるメーカーといえば

サンゲツ、リリカラ、東リ、シンコールなどですが

弊社がクロスを始めた頃(2005年頃)が量産クロス 85円/mと記憶していますが

2018年10月に値上げになる前が104円/m

2022年4月からは140円/mにまで跳ね上がりました。

 

よって弊社のクロス張り替え価格の変動は

2018年10月以前 850円/㎡

2018年10月から 875円/㎡

2021年9月から 925円/㎡

2022年4月から 950円/㎡

 

まず消費者の方に注意していただきたい点

1点目、広告やHP上での「クロスの張り替え〇〇円」

この金額だけで『安い!!!』と思うのは危険です。

ご確認する際は

  1. 〇〇円はm(メーター)なのか㎡(平方メートル=平米)なのか
  2. クロスの張り替えという項目に「何が含まれているのか」
  3. 実寸なのか、使用するm数からの算出なのか
  4. 空室か、入居中かで金額が変わる
  5. 使用するクロスの品番で金額が変わる

上記は必ず確認する必要があります。

 

本日は長くなるのでⅠに関してご説明します。

 

これはよく使われている手法なのでご注意ください。

基本的なクロスは横幅の有効幅が92cmですが、両端を機械で切り落とすので90cm幅で計算するのが一般的です。

つまり1mのクロスを壁に貼った場合、0.9平米となりますので

例えば100平米のクロスを貼る場合

  • 業者A:950円/m

100平米貼るのに必要なクロスm数が111m必要(100mでは90平米しか貼れない為)

111m×950円=105,450円

  • 業者B:950円/㎡ 

100平米×950円=95,000円

 

「ここ安いな」と思った場合、必ずmなのか、㎡なのか、必ず確認が必要です。

最近は減っていますが、安く思わせる手法として「m=メーター」で安さをアピールする業者さんは存在します。

 

決して悪いことではないのですが、安易に「安いからここに」という判断をするのは危険です。

 

またⅡ以降に関して、包み隠さず、一般の方が少しでもわかるように

ご説明していきます。

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