こんにちは。
今回は原油価格高騰で毎年のように値上げされる材料費。。。
2018年、2021年、2022年とこの短期間で内装材の価格が値上がりしました。
リフォーム、内装業者がどのように価格設定をしているのか?
何にお金がかかるのか?
この辺は、所謂〝消費者〟の方はピンとこないと思いますので
タブーではありますが、弊社をモデルに単価のカラクリ、根拠を公開しようと思います。
会社の規模によっても変わりますので、あくまでも「業界の中で安い方」である
弊社の場合です。
ご参考にしていただけると幸いです。
弊社が最も関係してくるメーカーといえば
サンゲツ、リリカラ、東リ、シンコールなどですが
弊社がクロスを始めた頃(2005年頃)が量産クロス 85円/mと記憶していますが
2018年10月に値上げになる前が104円/m
2022年4月からは140円/mにまで跳ね上がりました。
よって弊社のクロス張り替え価格の変動は
2018年10月以前 850円/㎡
2018年10月から 875円/㎡
2021年9月から 925円/㎡
2022年4月から 950円/㎡
まず消費者の方に注意していただきたい点
1点目、広告やHP上での「クロスの張り替え〇〇円」
この金額だけで『安い!!!』と思うのは危険です。
ご確認する際は
上記は必ず確認する必要があります。
本日は長くなるのでⅠに関してご説明します。
これはよく使われている手法なのでご注意ください。
基本的なクロスは横幅の有効幅が92cmですが、両端を機械で切り落とすので90cm幅で計算するのが一般的です。
つまり1mのクロスを壁に貼った場合、0.9平米となりますので
例えば100平米のクロスを貼る場合、
100平米貼るのに必要なクロスm数が111m必要(100mでは90平米しか貼れない為)
111m×950円=105,450円
100平米×950円=95,000円
「ここ安いな」と思った場合、必ずmなのか、㎡なのか、必ず確認が必要です。
最近は減っていますが、安く思わせる手法として「m=メーター」で安さをアピールする業者さんは存在します。
決して悪いことではないのですが、安易に「安いからここに」という判断をするのは危険です。
またⅡ以降に関して、包み隠さず、一般の方が少しでもわかるように
ご説明していきます。